２００５年３月２４日に米国ワシントンで第２回監査人監督者会議が開催され、２００４年９月に開催された第１回会議（金融安定化フォーラム主催）に引き続き金子晃公認会計士・監査審査会会長が出席致しました。


　 今回の会議は米ＰＣＡＯＢ（公開会社監督委員会）の主催によるもので、日本、米国（議長）、オーストラリア、^*ブラジル、カナダ、^*チリ、フランス、ドイツ、^*アイルランド、イタリア、^*メキシコ、^*オランダ、シンガポール、^*スイス、英国（^*は、初参加国）の計１５カ国が出席した他、欧州委員会（ＥＣ）、金融安定化フォーラム（ＦＳＦ）、証券監督者機構（ＩＯＳＣＯ）、世界銀行といった各団体から代表者が出席するなど、前回会議から比べ大きな規模で行われました。


　 本会議では、６カ国が初参加するなど監査人監督機関の設立が国際的な広がりを見せているなかで、各国における監査人監督機関の動向や今後の課題、国際協力のあり方等を議題にして活発な意見交換が行われました。


　 次回は、２００５年７月に英国財務報告評議会（ＦＲＣ）の主催により、英国で同様の会合が開催される予定です。

以上